叡智と探求の白メガネ

気まぐれで読んだ本・プレイしたゲーム・見たアニメなどの感想を呟いていく予定です。

「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」の感想

*この記事にはネタバレが含まれています。

 

 こんにちはこんばんは。ライバルズの方では進化ピサロに可能性を感じているところです。ダークドレアムやサンディとも相性が良く、でんでんりゅうの代わりにファンキーバードという切り札が追加され、順当な強化を受けた印象です。なおデスタムーアで破産する模様。

 

 さて、今回は文豪ストレイドッグスの劇場版を見てきました。公開されたのは実に3か月前の本作ですが、リアルが忙しくてなかなか見に行くことができませんでした… というのは建前で、原作を読んでないため見に行くのがはばかられていたのです!ありますよね?アニメを見て面白かったのはいいものの、原作を知らないから見に行くのが怖い、という葛藤。「ストーリーは完全オリジナルです!」と謳っていても、もしネタバレを踏んだらと思うと怖いものは怖い。しかし!最近ようやく既刊全てを揃え、読み終えた次第であります。さあ、上映終了する前にレッツゴー~~ー(・∀・)ー ブーン なお、まだ映画の円盤は発売されてないためアマゾンのリンクはノベライズ&コミカライズのものとさせていただきます。 

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル) (角川ビーンズ文庫)

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル) (角川ビーンズ文庫)

 
文豪ストレイドッグス DEAD APPLE (1) (角川コミックス・エース)

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  まず何よりも言いたいのが…中也がイケメンすぎる!!!1!冒頭の龍頭抗争でのバイクシーンしかり、終盤での澁澤の異能?である龍との一騎打ちしかり。兎にも角にも美味しいシーンが多すぎる!決して多いとは言えない出番のなか、彼が残したインパクトは強烈に過ぎる。もともと中也は好きなキャラランキングでも上位に君臨していたのですが、今回の活躍でより一層惚れ込みました。素敵帽子をかぶっているだけあります。それと、入場者特典でもらった小説の中で中也と太宰さんの出会いが描かれていましたね。詳細は省くにして、この二人は昔から仲が悪かったのか…

 

 次に鏡花ちゃん。この娘は貴重なヒロイン枠として活躍してくれています(与謝野先生?何のことry)アニメ1期の初登場の回、あそこからもう惚れましたね。時限爆弾を抱えて電車から飛び降りるシーンあったじゃないですか。あの時の鏡花ちゃんの表情と言ったらもう、ね。声優の諸星すみれさんの演技も素晴らしく、あの声に粉砕されたといっても過言ではないでしょう。今回の映画の中では、敦くんに対してきつく当たっているように見えるシーンもありましたが、なんだかんだで彼のことは信用しているのかもうかがえました。それと大きかったのが、アニメでは描かれなかった彼女の異能に関してですね。「自らの異能と闘う」というコンセプトのため、必然と言えばそうかもしれませんが、映像化されて感慨深いものもありました。夜叉に対する感情というのも、少しは変わったからこそ澁澤の異能から奪還することができたのでしょう。

 

 そうそう、忘れてならないのが太宰、ドストエフスキー、澁澤の3人です。あいつらの会話が異次元過ぎてついていけへん()特にドストエフスキー!なんやねんあいつ!アニメ2期のラストではよくわからん黒幕顔で登場するし、原作だとなんか逮捕されてニヤニヤしてるし!…しかしcv:石田彰というのがズルい。何をやってもなんかクールでカッコいいオーラが出るのがズルい。結局、彼の今回の目的はなんだったのでしょうかね?一応「本」を探しているのは本編で語られていますが、澁澤に与した(裏切ったけど)理由はなんだったのでしょうか。単純に澁澤の異能を暴走させて、異能力が存在しない世界を作るのが目的だったとかかなーと思ってみたり。なんにせよ、澁澤は損な役回りでしたね。まさか敦くんに2度も殺されるとは。でもドストエフスキーによって、自身が既に死んでいる身であることを教えられた後の彼は、人間味が出て良かった。最初の超然とした雰囲気の彼もカッコよかったですが、生の輝きを渇望する姿にも引き込まれるものがありましたね。

 

 心の内に熱いモノを秘めているキャラはカッコいいですね。それではまた会う日まで。