叡智と探求の白メガネ

気まぐれで読んだ本・プレイしたゲーム・見たアニメなどの感想を呟いていく予定です。

「SHINY STAR FESTIV@L 03」の感想

*この記事にはネタバレ(?)が含まれています。

 

 こんにちはこんばんは。こないだシャニのリアルガチャが出たということで引きにいったんですけど、ソシャゲのガチャで麻痺した体には安すぎワロタwwwとしか思えませんでした。300円で必ず何か出て、排出率はすべて等倍。どんな神ガチャだ……と震えましたね。1弾の方は担当である摩美々がでるまで引いたんですが、それでも10連(被り3)。2弾の方はそこまで魂かけることも無いので被るまで引いたら、5連目で無事二人目のちょこ先輩が来て撤退。見かけたら引こうかな~とか思うけど、いかんせん探そうと思わないと見かけないよね。俺はこのパーティで行くぜ!あと100均のコルクボードが最強。これと画びょうだけで急にシャレオツなインテリア(?)と化すから100均さまさまですわ。

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摩美々可愛すぎわろた

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2弾+一緒に買ってきた画集

 

 さて、今回はなんたらウイルスに脅えながら行われたSSF03についてです。夏コミも破壊され、あわや中止と思いきや謎に決断力のある運営によって開催されたこのイベント。結局感染者が出たという話も聞かなかったので、参加者の努力の結果といったところでしょう。この先こういうイベント事はどうなるんですかね~。とか言いながら23日には歌姫庭園があるけどな!ともあれ今回もユニットごとです。……一部ユニットに偏りが見られるの気にしない。

イルミネーションスターズ

 ヘイヘイイッツライクライクポップコーンw

 

アンティー

ォガサワラ/TheDark「自粛中の自粛」

 どこに入れるか悩みましたが、悩んだら表紙理論で摩美々の属するアンティーカ枠です。ぴゃの字もいるけど。ォガサワラ先生は公式のアンソロ2巻がきっかけで名前を知った方で、今回のSSFで初めて同人誌を手に入れました。うん、あの漫画の印象もあるからアンティーカなんだろうな。やっぱりォガサワラ先生の担当はアンティーカ、というか咲耶なのかしら。

 さて内容の方ですが、放クラ、ストレイ、アンティーカがメインの小話が三篇。実は全て時系列が繋がっていたり。放クラ編はチョコパイセンが体重と闘う話……ですがいかんせんアクが強い。強すぎる。全編通して言えることですが、多すぎるネタの数々がテンポよく散りばめられていて、軽快に読み進められました。凛世のいかつすぎるマスクに慈悲が一片も無い夏葉フェイス、唐突にお涙頂戴モノへ誘う果穂の涙。言えたじゃねえか。 何より283式レイルカタパルトの勢いが良すぎる。なんかしれっと円香もいるし。好奇心は猫を!?で堪えられなかった。ストレイ(+α)編は……お前か元凶は!最初は2週目pssrをモチーフにした感じの話かなーと思ってたのが1ページで崩壊。というわけで作ってみたっす!じゃないんだよ。でもまああさひなら……って思えちゃう辺り怖い。ストレイライトは今日も仲がいいな。2週間後の主演は間違いなく小糸でしょう。ピタゴラスイッチのようなテンポと某ピッピを彷彿とさせる断末魔がなんとも彼女らし……くはないな。そりゃ辛えでしょ。茫然自失といった灯織の表情も見もの。アンティーカ編。主に咲耶がメインですが、彼女の活躍?にはいかんとも言い難いモノがあります。満面の笑みを浮かべる彼女も、悪鬼羅刹の如く歯を食いしばる彼女も、小糸を救いプルプルしている彼女も。やっぱ辛えわ…… 最近の咲耶は公式でも楽しそうで何よりです。

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守りたい、この笑顔。

ハラヤヒロ/ぱ「NO ITAZURA NO LIFE」

 こちらはばっちりジャケ(?)買い。人気の少ない会場をふらふらしながら探索していると、こちらを挑発するような摩美々が目に付いた事で購入。摩美々担当だから仕方ないね。まーにしても人少なかったですよね、何よりサークル参加の空きっぷりが目に付きました。そのおかげかどうかは知りませんが、一つ一つのサークルをゆっくり見て回れたのは喜ばしいことなのか。

 それはさておき、摩美々&甜花というカップリングが最近アツいです、理由はもちろんアイマス15周年生放送。まみてんと言えば1stライブ、先日の15周年生放送であの朗読劇を見た時は感動でむせび泣きましたね。深呼吸(全部吸う)ライブ限定コミュやめてくれ高山 元来僕はキャラと声優の同一視に忌避感を覚えてしまう性質のため、ああいったライブに疎いのですが、まあ流石に15周年ということもあり薄目でUOを焚いてました。冗談です。成海瑠奈歌うますぎだろとかリアルじゅりなつてぇてぇとか丸岡和佳奈ってこの時からこんな感じだったのか……とか色々感想はありますが、脱線しすぎたのでこの辺で軌道修正。

 そんなまみてんという愛しきカップリングですが、ハラヤヒロ先生が描く世界はまさに理想郷。摩美々に可愛がられる(隠語)甜花ちゃんが可愛いのなんの。二人ともだらだらすることに魂かけているものの、その方向性というか目的が違うのが面白いよね。さらに加わるは期待の新人、雛菜。彼女の参戦により激しさを増す283プロソファー争奪戦、事務所の物は仲良く使おう……!にしても摩美々と雛菜か、意外とアリかもしれんな。摩美々の年下に対するあの特攻はなんなのでしょうね。霧子や甜花、凛世にあさひなど、摩美々にかかればおちゃのこさいさい……いやあさひはあやしいな。あと50%オフな霧子も好き。咲耶じゃなくても買っちゃうねあれは。

 

あにき/無彩の虹「うしろの席の蜃気楼」「瑠璃色金魚と超絶イケメン」

 あらかじめ断っておきますが、僕はミリオンには一切触れたことがありません。なんならアイマス系列ではシャニしかプレイしたことないでござる。でも摩美々と咲耶の絵が好きだから買っちゃった♡ 人間理性よりも本能に従うのが一番だよ。

 まずは一冊目、田中さんが二人。恥ずかしながら、この本を読んで初めて「琴葉」を「ことは」と読むことを知りました。今までネットで見かけても「ことのは」って読んでたんですよね。マジでシャニ以外分からん…… んで二人の田中さんがクラスメイトということですが、性格はものの見事に正反対なわけですねこれが。ゲーム中だと摩美々の学校生活ってかなり謎に包まれてるじゃないですか、せいぜいパープルミラージュのトゥルーでチラッと描かれているぐらい。だからこそ摩的に夢が膨らんだり二次創作に身を委ねることになるのですが、これがまた良い。二人はこの世界でもアイドルなのか、平々凡々(?)な学園生活を送るクラスメイトなのかは読者に委ねられていますがそれは些末事。大事なのは自分に都合のいい解釈をすることなんですわw 僕はアイドルなんて関係無い路線を推していきたいですね。

 続いて名誉(?)のスタマス出向(???)組。咲耶がまだモデルをしていたころをテーマにしたお話ですね、過去の捏造とは違いますがあったかもしれない出来事というのも良さみが深い。これもありえたかもしれない、凶禍楽園で忘れてしまった過去の一つなんですわ~。そんな咲耶はここでも王子様スタイルは変わらず、上京したてのいたいけな少女を拐かわしていたり。しかしだな。こういうバックボーンがあった上でシャニPと出会ったと考えると面白いですよね。いいエンディングじゃ。

 あにき先生の本はモブの主張がなかなか強いのも特徴に思えます。百合に飢えてるクラスメイトだったり、古からのさなぴー咲耶オタクだったり。紬のステージではどこかで見たようなアイドルの方々が応援していたり。これが遊び心。

 

りよまる。/りよんとこ。「冬は優しい霧に包まれて」

 長すぎワロタwww 総集編とかシリーズものでもなんでもないにもかかわらず、圧巻の92ページ。マジで最初見た時は新手のギャグかと疑ってしまった。しかも中身は冬霧本という驚異の独創性、恐れ入ります…… あと今はもう印刷できないけど、先生が作ったシールプリントええで。今のコンビニってこんなことも出来るんですね。

 いきなりですが、冬優子にとっての理想のアイドル像≒ふゆに最も近いのは誰なのでしょうか。それはこの本のように霧子なのか、それともむんさんなのか、はたまた大穴で甜花ちゃんなのか。僕が思いつくのはここら辺ですが、なんとなく方向性は似通ったものがありますよね。甜の字は少し怪しいか?そんな彼女がアイドルになり、挫折を乗り越え、再び歩み始めるところから本編は始まります。具体的にはWING編シーズン3のあたり。僕が初めてシャニマスでプロデュースしたのが冬優子でかつシーズン2で敗退したのがトラウマになってしばらくプレイできなかった話します?ゲーム内だとユニットを越えた絡みが貴重だって散々言ってきたじゃないですか。それをこのように創り上げるのって本当に凄いんですよ。霧子への感想がいかにも冬優子らしいというか。僕も霧子のようなアイドルをプロデュースすると自分の卑しさを思い知らされるタイプの人間なので、この冬優子の言い分はヒジョーによく分かる。果穂とか愛依とかもいい子すぎて耐えられないじゃんねぇ。ガチャガチャのくだりらへんから素を出し始めるのすこれますね。あくまで霧子も少なからずアニメを見ていることを知ったからなのですが、だからこそ説得性を持たせて一段階進んだというか。「なにそれカワイイ」という言葉を反復しているのも、ついうっかり心の声が漏れ出たといった感が溢れてて良き。普段の冬優子ならばプロデューサーやストレイのメンバー以外には見せないような態度がすでに片鱗を見せているね。んで白線のくだりが愛おしいったらないの。冬優子の意志の強さと霧子に対する理解力、というのでしょうか。霧子の包帯の事を変に気にしたりせず、執着しないことで霧子の方からも心の壁を取り払うきっかけになってたら嬉しいね。

 閑話休題。長くなりそうなので巻きで行きましょう。ということで27ページのシャニP。おっと、はい!283プロですのスピード感すこ。冬優子と霧子を褒めつつも、流れるような動きで電話に出る姿が妙にシュール。たれ目のイケメンがやってるのもデキる男感をひしひしと……感じるか?

 んで降って湧いて出た咲耶さん含むアンティーカ軍。このお話、実質咲耶の感謝祭編みたいな所ありません?霧子の事を応援する一方で、自らの事を棚に上げてしまう咲耶がいたたまれない。三峰のお姉さんぶりも相まってめたくそにハートが破壊されたよね…… しかしラストではしっかり救済もされていたので一安心。抱きしめてもいいかい?(抱きしめながら)で色んな意味で笑顔がこぼれましたね。全日本咲耶を曇らすな委員会と申します。彼女の笑顔は何に代えても守るべきだと思うんです、シー・イズの満面の笑みに破壊されたPは日本中にいるに違いない。

 そして問題の某悪徳記者。徳次郎まじで許さんからなお前!? TRUEやってる時に来てはペースを乱され、歌姫やる時はリスクヘッジ的な考えでそもそも取材を受けない、感謝祭ではノートのデメリットと合わせて破壊され、GRADでも全力で育成の妨げをしてくる。そんなシャニでもトップクラスに嫌われているであろうキャラがまさかの登場。物語にひねりを加えるという意味では適役かもしれません…少々荒療治感も否めませんが。まーにしてもムカつくのなんの。人当たりのよさそうな笑みとは裏腹に、その口から飛び出すのは嫌味ったらしい毒ばかり。二人のことを何も理解しようとしない傍若無人っぷりがいっそ清々しいまである。あーもう憎たらしい!こういうヤツが文〇とかでろくでもない記事すっぱ抜いているだよな!許せねぇよ〇春!(個人の感想です)

 おかげというのは癪ですが、彼のインタビューをきっかけに二人の関係性に転機が訪れましたね。これまでから更に一歩踏み込んで、お互い歩み寄ろうとしたのがいい。特に53ページの冬優子の告白。彼女が霧子に惹かれていたのは、自分の持っていない物を持っていて、自らの理想とする姿に重なって見えたから。汚れ役なら自分が引き受ける、だから理想の「ふゆ」にはいつまでも理想のままでいて欲しいという吐露に心動かされました。この「ふゆ」は冬優子の理想なのか、それとも霧子なのかは何度考えても答えが出ませんでしたが、前者ならばどこまで行っても自分本位な感じがしていいなと思ったり。いつか先生に聞いてみたいのぉ……

 とまあつらつら書いてきましたが、分厚いだけあって何とも考察し甲斐のあるこだわりの一冊でした。本編は基本冬優子視点だったけれど、IFで霧子視点とかも考えると楽しいよね~。あと後付けのタイトルの所にちゃっかり「We'll be alright」って書いてあってニヤリとしたね。夏葉は大丈夫だよ

 

放課後クライマックスガールズ

保科まこ/ひだまりプラネット「moment」

 保科まこ先生はC97で手に入れたさる合同誌で知ったお方。柔らかそうな(?)アイドルを描くことに秀でた方で、既刊もそれなりに仕入れさせて頂きましたよフフフ…… にしてもじゅりみねですか、これはまた新しい世界。公式アンソロ1弾のじゅりまのに勝るとも劣らないカップリングですね(このネタいつまでひっぱるんだ)表紙と裏表紙を開いた、見返しの遊びと言いますか、そこがそれぞれのイメージカラーを意識しているのが大変良いです。順番から三峰×樹里ダヨ、という作者のメッセージが読み取れたり読み取れなかったり。あまりにも解釈一致。しかし三峰は誘い受けもイメージしやすいんだよなぁ……

 中身は先述した通りのじゅりみねスペシャル。なんというかですね、三峰と樹里の反応がいちいちそれっぽいといいますか、まるで原作からそのまま出てきたかのような再現度の高さなんですよね。いやそのまま、というのは語弊がありますか。「三峰の最推しが樹里である」という世界線が忠実に再現されているというかなんというか。ともかく、そのアイドル「らしさ」に関して抜きんでた物を感じました。あの三峰特有のへらへらした感じとか、樹里ちゃんの純情乙女なピュアハート感とかね。一番のお気に入りは本心(?)を樹里に告げた時の三峰フェイス。こいつ推しを前にしてめっちゃ大胆やんけ……と思うも、こちらまでドキッとしてしまったのが悔しい。三峰はただでさえ本音を読み取りづらいのに、樹里は若干ゃ手玉に取られやすいのだからさあ大変。この二人の組み合わせって、実は噛めば噛むほど味が出るタイプのそれなのかもしれん。

 

アルストロメリア

 今年は私、遠慮しないので……!

 

ストレイライト

ぱちこ/情緒不安定「冬優子はメイドやってたもんな」

 こちらはSSF前に参加サークルをサーチしていた際に目星を付けておいた一品。人類はみなPふゆを求めている。Twitterてホント便利なツールですよね~。正直カタログ等だけではそのサークルについて推し量れない事も多いですが、どうせ作風や絵柄などを調べるのなら最初からTwitter使えばいいわけですから。え、pixiv派?今どきあんな太古のサイト使う人いないでしょwww(個人の見解です)とはいえ人によってはpixivがメインとか個人サイトしか利用しないという場合もあるので、消費者にとって大事なのはアンテナを広く張ることなんですがね。

 そして中身は……恐ろしく早いめいふゆ、俺でなきゃ見逃しちゃうね。冗談です。いや冗談でもないけど。ナチュラルに愛依と二人で出かけているの良くないですか?しかもメイドをやっていたことを打ち明けたのは愛依が初めて。世界は今、Pふゆ、めいふゆ、あさふゆの三つに分かれ混迷を極めている…… どうして冬優子は全部受けなんだ?まあ醜いカップリング戦争は置いといて、フォーカスするべきはやっぱ冬優子の表情ですよね。メイドの仕事を発端としてめちゃくちゃバグる。あの猫のようなまなこがコロコロと変わるのは、本人には怒られそうだけど「冬優子」っぽくて良い。彼女の思い込みが激しい部分がよく表されているって感じですかね。あとぱちこ先生の描くシャニPがまあうろんなこと。この胡散臭い感じが案外冬優子にマッチしてるから面白い。それにラストのシーンで傘一つで冬優子を送っているのが意味深よね。過去の誰かと同じような行動。お前ホントに嵐の中秋葉原とか行ったことないんか?お互い忘れていたとかだったら運命の再会というよりも喜劇ですな。僕的には結構その説推してんですけど。

 

ノクチル

こや/菜食ヒロイン「ノクチルのたのしいよんコマ」

 うおおおお新ユニットだあああああくぁwせdrftgyふじこlp ……発表当時からジャングルジムを経てどんどんネタキャラ化が進む透、オタクホイホイ代表円香、某動画投稿サイトでのぴゃ楽器化が著しい小糸、283最強(物理的に)が目される雛菜。アクが強いメンツが揃ったからか、二次創作も盛んに行われており僕氏大満足。円香のPラブ漫画を読んだ後にプロデュースすると温度差で現実に戻されるまでがテンプレ。

 こちらの本は会場でフラフラしていた際に一目惚れして購入。欲を言えば既刊も両方買いたかったのですが、アンティーカの握手会レポ本は売り切れていたのでオイオイ泣きながら帰りました(´;ω;`)←オイオイ泣いている顔文字 さておき、中身は題名の通りの楽しい4コマ。こや先生が切り取るノクチルの姿、かなり「本質」に近いですね(本質ってなんだよ)浅倉透という女、その高すぎる顔面偏差値から繰り出される何気ない一言が強すぎる。熱あるわ、の一言だけで面白いのズルでしょ。財布を確認してからピザを頼め浅倉。インタビューの前に湿布を貼って行くな。どうでもいいけど、ポメラニアン、或いはビーフォックスうざい犬みたいなわんこの背景SSF03で流行ってたんすかね?保科まこ先生の本でも見かけたような……

 

 やっぱリアルのイベントだと盛り上がるよね、委託ではこの”アツさ”を味わえない。ではまた会う日まで。