叡智と探求の白メガネ

気まぐれで読んだ本・プレイしたゲーム・見たアニメなどの感想を呟いていく予定です。

「月刊少女野崎くん 10」の感想

*この記事にはネタバレが含まれています。

 

 こんにちはこんばんは。ライバルズの方ではもうすぐ新段がやってきますね。僕が気になっているのはもちろんグレイナルですね。反転がナーフされて以来、ククールさんの猛威は鳴りを潜めていましたが、ドラゴン系を軸としたアーキタイプが生まれる第4段。vジャンプで変身するククールさんが公開された時は、思わず換気の叫び声をあげましたね。なんせかっこよすぎる!ピサロのように進化モーションが入るだけかと思いきや、なんとカットインでムービーまで入るという豪華仕様。これはアツい、4段でのククールさんの活躍に期待です。ところで、9本編では龍戦士の装備は主人公(天使)しか装備できなかった気が(ry

 

 さて今回は、帯に11巻の発売は2019年初夏!と書かれて絶望した「月刊少女野崎くん」の最新10巻です。学園モノの漫画と言えば、どうしてもネタ切れが怖い宿命を背負っている中、2ケタの大台に乗った本作。これからもバリバリ続きを描いて頂きたいですね!そんな本作ですが、現在アイドルユニット結成!という趣旨の特設サイトが作られています。特製プレゼントの応募も受け付けているので、興味がある方は是非とも見てみてください。ちなみに僕は堀ちゃんパイセンに投票しました!堀先輩×鹿島に命かけているので四露死苦!カップリング愛に命を燃やせ!

  まずは表紙ですかね。と見せかけて僕はアニメイトで今巻を買ったので、特典のブックカバーを入手しております。なので表紙はシンデレラ鹿島と王子堀ちゃん。そう、先ほども述べたように、堀ちゃんと鹿島を推す身からすればあの表紙にときめかない者はいない!この二人は、近いように見えて噛み合わない距離間がミソですよね。続いて、表紙をめくった所にいる千代ちゃんで吐血。好き!!(挨拶)さっきあんな事言ったばかりでアレですが、なんかもう恋する乙女丸出しの表情だとか、いつもと違う青リボンだとか、結い上げた髪型だとかが素晴らしい。このイラストをクリアファイルにしてくれれば、速攻で特典付きの方を買ったのですがねえ。椿先生の描くカラーイラストには無限の魅力が包まれています。

 内容の方では、大きく分けて修学旅行・及びその他の日常ストーリーという展開でした。前半ではもちろんプール回が一押しですね、やっとこさ堀先輩が鹿島のことを女性として意識し始めたと思いきやそんなこともなく。堀先輩が鹿島に心を奪われているかのような描写も、ちょいちょいありましたが、いつも惜しいところで終わってしまいます。なんならさっさとくっつけよチクショウ!と叫びながら読んでいましたね。もはや身近にいるのが当たり前すぎる関係性となってしまったがために、堀先輩の卒業などと言った転機が訪れないと今のままが続きそうです。がんばれ鹿島!堀パイセンも鹿島を大事にしてやれ!(魂の叫び)

 んで修学旅行編。しっかりと留守番組の描写もなされていたので一安心。好きな話は~、93号!扉絵の元気いっぱい千代ちゃんがグッドです。最初はクラス別の行動やらなんやらで悲しみの別行動を強いられた千代ちゃんですが、後半ではちゃっかり野崎くんと回っていて笑いました。特に一押しは73ページ「大凶仲間だもの」!野崎くんはですねー、鈍感なくせにさらっとこういう事をするからズルいんですよ。これをやられた千代ちゃんの心情は押して知るべし、と言ったところでしょう。もうひとつは、96号119~120ページにかけての話でナチュラルに手を繋いでいたのが良き。せっかく二人きりで行動していたにも関わらず、どこかズレてばかりだったそれまでとうって代わってのサービス(?)シーン。みんなと合流したときに千代ちゃん”だけ”照れているのが悲しみ。この二人も、もう少し千代ちゃんが行動を起こす、或いは野崎くんが恋の芽生えを意識しなければ進展がなさそうですね~。物欲じゃあない、関係の進展を優先するんだ千代ちゃん!

 ちなみにどうやら、”キャラ単体”での好みの話をするとどうやら千代ちゃんになるらしいです。全力で恋に盲目的な感じが魅力的。それとアニメ化の際の声優、小澤亜李さんの声に打ち砕かれました。極まれにあるのですが、声優さんの演技とキャラクターがベストマッチしていて、まるでキャラ本人がしゃべっているかのような錯覚を得るときがあるんですよね。それが千代ちゃんでした。(他には一週間フレンズ。の藤宮さん(cv:雨宮天)とか、冴えカノの加藤(cv:安野希世乃)とか。)そのおかげか、原作を読んでいても違和感無く小澤亜李さんの声で再生されるんですよね。あとは単純に声が好きだったというのもあるかもしれませんが。野崎くんが初のメインキャラを務めたアニメだったらしいですが、その後も何度も彼女の名前を目にする、或いは声を聴けているので嬉しい限りです。

 くっつきそうだけどくっつかない、もどかしさを感じながらもそんな関係性こそが好きという矛盾に苛まれるのがオタクの宿業。ではまた会う日まで。