叡智と探求の白メガネ

気まぐれで読んだ本・プレイしたゲーム・見たアニメなどの感想を呟いていく予定です。

「ぼくたちのリメイク4」を読んだ感想

*この記事にはネタバレが含まれています

 

 こんにちはこんばんは。記念すべき最初の記事は、ライトノベルの感想です。ここで一つ、マイルールを作ったのですが、アマゾンで売られている商品の場合は必ずリンクを貼るようにします。なぜか。それは今の不景気な世の中、作者への還元が大事と考えています。良い作品にはしかるべき反響を。皆さんもどうか、クリエイターの方々には尊敬と理解をしていただけるようお願いします。(君は何様なんだとは言ってはいけない)ちなみにアマゾンである理由は僕が良くお世話になっているからです()

 

 さて、今回ご紹介するのはmf文庫jより発売されている「ぼくたちのリメイク4」です。作者は木緒なち先生…の前になぜいきなり4巻?の理由ですが、最新刊が4巻だからです(真顔)今後もこの方針で行くのでご理解を。では以下にリンクを。 

ぼくたちのリメイク4 「いってらっしゃい」 (MF文庫J)

ぼくたちのリメイク4 「いってらっしゃい」 (MF文庫J)

 

 気を取り直して、作者は木緒なち先生、イラストはえれっと先生です。いやあ、表紙のシノアキ可愛いですね!3巻までの彼女も良かったですが、10年たった姿にはこう、母性と言いますか。何かがレベルアップしてる感がすごくイイですね。ロングスカートといえば、少し前まではバリバリのミニが一般的であったために、艦〇れのサラトガが衝撃的でしたね。ロングなのに背徳的、見えないのに夢がある。新しい時代の訪れを感じましたね… このシノアキからも似た何かを感じた次第です。

 

 内容の方ですが、話が大きく進展した感がありましたね。3巻ラストの引きに悶々としていた方も多かったはず。そんな中出た新刊では、なんとまた10年後の現在に戻ってきました。しかし恭也が元居た世界とは異なり、なんとシノアキを奥さんに迎えた世界!前項の記述からお気づきの方もいるかもしれませんが、僕は1巻からシノアキ推しです。2,3巻の展開からもシノアキルート一直線や!勝ったなガハハとか思っていたら、読み進めるにつれてなーんか怪しい雰囲気が。果たしてメインヒロインは誰になるんですかね。前巻まではワンチャンナナコかなと思いきや、4巻では河瀬川ルートの目も強くなってきました…木緒先生、頼みますよ?

 余談ですが、最近木緒先生がメインシナリオを担当されたゲーム「蒼の彼方のフォーリズム」をプレイしました(これもそのうち感想書きます)。発売されたのは2014年であり、ぼくリメが発表される以前の作品なのですが、そのゲーム内でキスシーンがありました。で、これが面白いように今巻のシノアキとのシーンに酷似していました(笑)状況や場面はもちろん異なるものですが、表現がまさにその通り。好きなクリエイターがいるとこういう発見があるのも楽しいですね。

 話を戻しますが、ヒロイン(?)と言えばケーコさんの存在が気になりますね。これまでの暗躍や、ラストの描写からも只者ではないことは確かですが、こちらも気になるポイントの一つです。それと、貫之の今後も気になります。もう本筋には絡んでこないのでしょうか?いい性格もしていますし、是非とも出演して欲しいと思っています。

 忘れてはならないのが主人公の恭也。まーしかし、目のまえに困っている人がいて、自分にそれを手助けする術があれば、自然と手を貸してしまうのも納得です。よもやそれが原因で彼らの未来を歪めてしまうとは… 今巻では、ある種彼への救済が図られていたともとれます。やはり自分で何かを為すことも大切ですね。また、ラストの言動にてタイトルの回収もなされていましたね。シリーズ当初は、恭也が10年前に戻って行うからリメイクなんだと思っていましたが、実際には、きたやまのメンバーにとってのリメイクであったというわけです。もちろんダブルミーニング、それ以上かもしれませんが、遊び心があって面白い。頼む、貫之戻ってきてくれ~!

 

 話もまとまったので、ここらで筆を置きたいと思います。それではまた会う日まで。